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インソムニア.
第2章 薄紅色
ノア
「もうっ!(`・ω・´)
じゃー、こうしとくからね!
ちゃんと起き上がって自分でバスに乗るんだよ!」
ちゃんとしない私に嫌気がさしたのか、
男の子は私を…
"パフッ…"
白線の内側…
つまり歩道に"うつ伏せの状態"で置いた。
雨がうつ伏せの状態の私に容赦なく叩きつける
美菜
「………」
側から見れば…
ちょうど白装束だし……
バス待ちの客じゃなくて、
確実に遺棄された死体にに見えるに決まっている。
(ていうか…
このままだと…バスが来る前に本当に死体になってそう…)
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