第30章 恋をする、別れ
ノア
『知っていたのさ、
あの金棒は言うなればアイツの身体の一部…
今どこにあって、誰といる…なんて事は
手に取るように分かる…。』
どこからともなく湧きでてきたノアくん。
神無
「番さんから聞いてきた。
アイツは鬼ヶ島になんて帰ってないって!
変わらず妖怪道で赤鬼と一緒に暮らしているらしいぞ。」
次々と明かされる青鬼さんの正体…
私は信じられなくてその場に立ち尽くす。
千助
「ノア、仕事抜け出してきて大丈夫か?
後は俺が見てるから戻っても良いぞ。」
ノア
『大丈夫、仮病で早退してきたし💜』
周りはガヤガヤ…私はシーン……
この温度差、本当にいや…