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インソムニア.

第30章 恋をする、別れ





千助
「ダメだ…認めない!

今日は引き取ってくれ青鬼さん!!」







千助さんさ立ち上がり青鬼さんに詰め寄る。







美菜
「千…千助さん…」





青鬼さんは千助さんを刺激しないようにか、

サッと立ち上がる。






青鬼
「…はぃ…」








そして…私の前から去ろうと歩き出した。








美菜
「青鬼さん!!

ちょっと待って下さい!!」







私は小さく叫んだ。








青鬼さんは歩みを止め私を見る。








青鬼
「…?」








美菜
「金棒…あんなに大切な金棒を…

私なんかの為にくださって…ありがとうございます!

…実はまだ手元にあるんですよ。」








青鬼
「……」









美菜
「お返ししても良いですか?」









青鬼
「…え?………。」









気まずく下を向く青鬼さん。

きっと私がプロポーズを断ったと思っているに違いない。









美菜
「それと…私も一緒に!!」










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