第30章 恋をする、別れ
青鬼
「美菜さん。
早速ですが…俺と一緒に鬼ヶ島に来てくれませんか。」
美菜
「え?(´⊙ω⊙`)」
青鬼
「美菜さんの事が忘れられず…
行方を捜していたら此処にいると聞いたんです。
その…前にもし誰にも娶られなかったら…
っと言ったのを覚えていますか?
貴女がよかったら…俺の嫁になって下さい。」
青鬼さんは、
紋付き袴を着てしっかり私の目を見つめてくる。
美菜
「…あ、ありがとうございます。
でも…突然過ぎてなんてこたえたら良いか…」
青鬼
「…そうですね。たしかに…
それでは少し…私の話をさせてください。」
美菜
「?」
青鬼
「私の名前は"青鬼(セイキ)。
齢は252年と半年……
性格は…」
青鬼さんは、
私に分かりやすく自分の説明を始める。
(…なんか嬉しいな…
私の為にこんなに一生懸命説明してくれて……)
千助
「失礼ですが…
急過ぎて美菜が困惑しているようですし、
今日は引き取ってもらっても……」