第27章 手加減しない節分
【神無視点】
神無
「神様〜、どこに居ますか〜??」
俺は家の中でも薄暗い場所を選んで神様を探している。
あの性格が歪んでいる神様が、
明るい部屋を堂々と移動するはずはないから。
"スッーーッ…"
荷物置き場になっている部屋の戸を開け中へ入る。
見渡す限り、
木箱やらが積み上げられ居なさそうに見えたのだが…
"コツンッ…"
(ん?)
音のする方へ向かうと…
神様が顔を隠した状態でうずくまって震えていた。
神無
「なーんだ…神様…こんな所にいたんですね〜
捜しましたよ?」