第24章 あなたの終わり
【ノア視点】
人間の血を久しぶりに吸血した俺は、
1日ハイテンションだったから…
もう眠たくて眠たくて…自宅には帰らず、
千助の囲炉裏がある部屋で横になっている。
ノア
「ふぁ〜💜」
すると…
"バタバタバタバタッ…"
美菜が焦った様子で俺のところにきた。
美菜
「ハァハァハァ…ノアくん!!ノアくんに頼みがあるの!」
ノア
「 (´⊙ω⊙`) ん!? 」
(頼み?…それってもしかして……(*´口`*))
美菜
「…お…お医者様を!!!
お医者様をここに連れてきてくれませんか!?
コックローチさんが死にそうなんです!!」
ノア
「は??コックローチが…ಠ_ಠ?」
美菜
「そうなんです!だから早く!早く!!!」
俺はゆっくり上半身を起き上がらせる。
ノア
「…その願い叶えてあげても良いけど💜
その代わり…美菜ちゃんの命綱にさせてよ💜」
(命綱?)
ノア
「つまり…1回くらい吸血もしくは…その……////
そうしたら美菜ちゃんの命綱になれるでしょ?💜
俺は美菜ちゃんを…
守りたいっていつも思ってるんだよ?💜
決っして…
"変態"な気持ちで
言ってるわけじゃないんだょ( ◠‿◠ )?」
(変態な気持ちで言ってるね…まったく。)
美菜
「…ノアくん!!
その要求のむから、早く!お医者様を呼んできて!!」
私はコックローチさんを助けたい一心で、
ノアくんにそう叫んだ。
ノア
「……ಠ_ಠ……」
美菜
「…(・へ・)…」
私を疑った目で見てくるノアくん。
私は目を逸らさず一歩もひかない。