第24章 あなたの終わり
美菜
「だっ…大丈夫!!?コックローチさん!!!」
お部屋に駆けつけると、
コックローチさんが腹を出してピクピクしながら倒れていた。
千助
「美菜!ノアに頼んで医者を呼んでもらえ!!」
美菜
「はっ、はい!」
千助
「末吉は、家族に連絡を!!」
末吉
「分かったよぉ……つか、家族って何処にいんだよ…
わかんねぇーよ!」
千助
「冷蔵庫の下に従兄弟が!
コンロ下に3つ下の妹が住んでるはずだ!!」
(えっ!?コンロ下に居たの!?(;´д`))
千助さんは、手際よくコックローチさんを表に返すと、
布団に寝かせ人工呼吸を開始した。
(……いっ…急がないと!!)
私は部屋を飛び出し、
ノア君の元に向かう。