第22章 ノアさんの
千助
「ノアの父親は有名なヴァンパイア 一族の末裔で、
母親は希少価値が高いピエロ族の1人…
つまり…ノアは純なヴァンパイア じゃないんだ。」
美菜
「ほぅ…(・Д・)」
千助
「だから…小さい時からノアの奴…
吸血の仕方が通常のヴァンパイア と違うから
よくからかわれてた…」
(えっ!?あのノアくんがからかわれてた?(・Д・))
美菜
「どんな感じなんですか??」
千助
「…ほら、ハーフってことはさ、
ヴァンパイア の吸血能力も1/2ってことだろ?
だから人間の頸動脈なんかに牙刺したら、
吸いきれなくて…最悪…
喉に詰まらせて死ぬ場合もあるんだそうだ。
だからそうならないように、
接吻をしながら人間の舌を噛んで少しずつ飲むんだよ。」
(舌!???
あっー!だから見ないほうがって……( ;´Д`)
ありがとう…千助さん…)