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インソムニア.
第2章 薄紅色
そんな状態が2日ほど続き、
いよいよ自力で座って居られなくなってきた頃…
空から久しぶりの雨が降ってきた。
(…久しぶりの…雨ね……
きっと村の人たち生は…生贄を捧げたおかげとか…
馬鹿なこと…言っちゃってるんだろうなぁ…)
雨が私の身体を濡らしていく。
正直、気持ちが良いのか、冷たいのか…もう良く分からない…
"バタッ…"
でももう…限界だった…
思っている以上に雨に体力を奪われてしまっていたようで
私は倒れ込んだ。
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