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インソムニア.

第17章 お見合い①






「流石に年一回の見合いは混みますね、

これじゃ…素敵な貴女の声が聞こえない…

よかったら、窓辺でお話しをしませんか?」






(素敵な貴女の声…(*´人`*) ふふっ…)






美菜
「は、はい。」







私達は、

比較的静かな窓辺に移動した。








「僕の名前は、白梅衣…君は?」





美菜
「美菜です。」






当たり障りない会話から始まった。






白梅衣
「君に逢えてよかった。

実は……」








「そこの銀髪のおにいさーん!

そんな青臭いクソブスとなんてお話ししないで、

私とお話ししませんかーーっ!」








美菜
「(´⊙ω⊙`)!?」







ツインテールの女の子が、

私と白梅衣さんの間に割って入ってきた。







顔はよくみえないけど…後ろ姿だけで、

私なんて足元にも及ばないくらいセクシーな人だ。






白梅衣
「僕は今…この方と……」






ツインテールの女
「こんなクソブスの何処が良いのよぉー!

こんなのほっといてパコリに行きましょ!!パコリに!」







美菜
「(´⊙ω⊙`)」







白梅衣
「え?今から??

なかなか…積極的な女には興味がなくはない……」





美菜
「?」







ツインテールの女
「さあ!行きましょう!パコリに行きましょう!!」



白梅衣
「ああ。」







白梅衣さんは、

ツインテールの女と一緒に会場から出て行ってしまった。






(あははっ…捨てられちゃった…)







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