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インソムニア.

第15章 逃避行





美菜
「あっ!」





ノア
『静かに』






目の前に広がる景色は、

忘れもしない廃神社だった。

そしてそこに…神無君が…







神無
「返してくれょ…返してくれってば…」






神楽殿の中央にうずくまり、

消え入りそうな声で叫んでいる…ではなく嘆いていた。







私達はその姿を、

境内にある御神木のてっぺんから見ている。






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