第10章 果て
美菜
「いのちだけは…たすけて…(´;Д;`)」
青鬼は私の首筋に唇をあて、
ひと舐めした。
(ヒィッ(;´д`)!)
青鬼
「ッ……お前の…意見を聞かせてくれ……」
美菜
「へ?」
突然、青鬼さんが私を殺すわけでもなく、
私を押し倒した体制のまま…
耳元で極端に小さなポリュームでコソコソ話してきた。
青鬼
「赤鬼…俺のこと…嫌ってるよね?」
美菜
「(´⊙ω⊙`)えっ…」
青鬼
「なんかさ…俺に対して…なんか命令口調…凄くないかな……」
どうやら青鬼さん、
赤鬼さんとの関係に違和感を感じているらしい…
(それにしても…(;´д`) )
角以外は人間とあまり変わらない男の姿をしている青鬼さん…
どんどん私に密着してくるから…恥ずかしい…////
美菜
「う……ん(;´д`#)ど、どうでしょう……」
青鬼
「どうでしょうって…
お前を殺しに行ってこいとか……
言ってたじゃん…」
美菜
「あー・・(・Д・)
確かに・・そう言われれば・・」
青鬼
「だよな!?そう…だよな!!
良かった…この違和感…俺がおかしいのかなって
悩んでたんだ。
精神科行って…ドーベルマン先生に相談したけど…
静かに首を横に振られちゃって…
もう…俺…死ぬしかないかなって………」
(ドーベルマン先生…?
あれ?どっかで…)