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インソムニア.

第8章 待つ人





クレクレ猿のゴン太…


コイツは結構厄介な奴で、


多分、人間なんてひとたまりもない。







名前に由来するように、クレクレ猿と言う妖怪は


"〜をくれ"と人の身体の一部を異様に欲しがって要求してくる。






要求された者は、


かなりの確率でそれを断る。







そうすると、


気が短いクレクレ猿は激怒し…


次々と身体の一部を要求…







それを相手が"死ぬまで繰り返す"という







人間だけではなく、


沢山の妖怪も餌食になってしまった為、


日本の妖怪の頂点に立つぬらりひょんの手により


ゴン太を含む数匹のクレクレ猿を牢獄送りにしたのは…


噂では今から…500年も前になると聞いている。





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