第8章 待つ人
千助
「あっ!ノア!今戻ったのか!」
俺の存在に気付いた千助が俺に向かって走ってくる。
(トラブルの予感しかしないのは何故かなぁ…(。-_-。))
ノア
「どうしたんだい?💜」
別に聞きたくないけど聞いてみた。
千助
「ちょっと大変な事になっててさ!」
ノア
「ちょっと、わけわかんない…
何が大変なのさ…ಠ_ಠ」
千助
「わっ、悪りぃ…、焦っちまって……
スーッ…ハァー…スッーーッ…ハァーー………
……今日、人間の女どもが"妖界に向かって出発"したのは
知ってるよな?」
ノア
「うん(。-_-。)💜」
千助
「その女どもが通るルートに、
【妖怪刑務所】から脱獄した
"クレクレ猿のゴン太"が
逃げ込んだらしいんだ( ;´Д`)」
ノア
「は?」