第5章 張り詰めた縁
美菜
「………」
?
「ごめんね、最後にしちゃって。」
美菜
「?」
バスの屋根の上で、
つまんなそうに"はい、行ってー"だけを繰り返していた男の人が、
突然、私に話しかけてきた。
美菜
「いぇいぇ…大丈夫ですょ…(。・ω・。)/"」
私は、右手を振って気にしてない事をアピールする。
?
「…(# ・Д・ #)えっ…やさしっ……」
美菜
「………」
?
「あっ…あのさ…アンタ名前なんて言うの?」
美菜
「名前ですか?美菜です(。・人・。)」
?
「美菜…か…
俺は千助(せんすけ)。
きっとお前の名前覚えとくから…
お前も俺の名前、絶対に覚えとけよ!!!」
美菜
「え…?あっ、はい(・Д・)」