第5章 張り詰めた縁
?
「これから歩いて向かってもらうけど、
全員同時ではなくて、時間差で出発してもらうよ!!
それじゃ…
はいっ!そこの貴女1番…
はいっ!そこの貴女は2番…はいっ!貴女は3番……」
男の人が、
テキトーに出発する順番を女性たちに指示していく。
(わっ、わたし何番かな?)
だけど…
?
「はいっ!貴女は17番…
はいっ!貴女は18番……
はいっ!貴女は19番…
そして…」
(あれれ?これってもしかして………
えーーーーーっ、
もしかしての私が一番最後!?\(´;Д;`)/)
?
「最後が貴女!はい20番目。」
男の人は、しっかり私を指差した。
美菜
「 (´;Д;`)やっ、やっぱり…」
(最後って…なんか…嫌だなぁ………)