第3章 忘却とコーヒー
(よし…人に聞いてみよう!)
表通りに出たら、
朝日が街を照らしていた。
美菜
「えっと…えっと……」
正面から派手な化粧をした女性が歩いてきた。
(よし!)
美菜
「あの…すみません…」
女性
「……フンッ」
女性は嫌な顔をして通り過ぎてしまった。
(あははっ…(;´д`))
次に犬を連れた優しそうなお爺さんが歩いてきた。
(優しそうなお爺さん!
きっと…ううん、絶対に教えてくれそう!!)
美菜
「あの…すみません…」
お爺さん
「…気安く話しかけるんじゃない!!」
犬
「ワンワンワンワンッ!!!」
美菜
「(・▱・)」
全身全霊で拒否されてしまった。