第4章 運命の・・・。
俺は、ペトラさんに
「・・・大丈夫です・・・。俺は平気ですから・・・。絶対に帰ってきますから!」
そして、アルミンとミカサに
「お前ら!大丈夫だから!!・・・だから心配するな!!」と言った。
そうして、俺は憲兵団に目隠しをさせられ、何処か分からない牢屋に連れていかれ、入れられた。
「お前には、これからここで生活してもらう」
と、言われ俺は一人になった。
・・・帰ってくると言ったものの何の確証もない。唯一の希望は調査兵団の団長達が何かしてくれるかも知れないという根拠のないものしかない。
「・・・俺、生きていられるのかな・・・?」
誰も教えてくれない疑問だけを残して時が過ぎていく・・・。