• テキストサイズ

ハイキュー【企画短編集裏なし】

第2章 【日向】オレンジのあの子


あ、二人は知ってる!
同じクラスの月島くんと山口くんだ。

囲われたテーブルの真ん中には三人の男の子。
一人は坊主、もう一人はちょっと目付きが怖いかも。髪の毛ツンツンしてるし…
そして、もう一人は真っ直ぐな黒髪がけれいだけれど、この子もちょっと怖いかも…
うーん、人の見た目を言葉にするって難しい。
表現の勉強も必要ね!

「へぇー。」

「ぅあっ!」

いつの間にか後ろにオレンジの髪の男の子が立っていた。
声をかけられたことに驚き、つい大きな声を出した私、色気ない…
じゃなかった!しーっ!

「お前、勉強できるのか!?すげーな!」

その子は小声で話ながら私のノートを除きこんだ。

「勉強、好きだから…」

「俺、日向翔陽!俺はバレーが好きで、宿題やってなくて、月島とか、先輩とかに教えてもらってるんだけどさー。あ、月島っていうのは、」

「月島くんと山口くんは知ってるよ。私、烏野一年の冬野夏蓮っていうの。」

「俺も!俺も一年!」

話始めたら止まらない。
そんな感じの日向くんにちょっと笑ってしまった。
/ 24ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp