第11章 バレンタインの日は
これは高校1年生の時のバレンタインの話である
2月14日バレンタインデー
如月は数日前から遥に気づかれないようにソワソワしていた
2月になればバレンタインの特集をした番組や、CMがよく流れる
彼女からのチョコレートを貰えるのかとドキドキするといてもたってもいられず勃ってしまう
バレンタインの全日13日
如月は家で1人、酒を飲みながら彼女とのエッチ中の写真を眺める
「あー…可愛い。今すぐにでも会いたい。お前のこと考えだしたらおさまらなくなるからさ…」
そんな言葉がつい口からこぼれた
「あー、この時のセ○クスはコスプレしてもらったんだ…またしてくんねーかなー」
そこに写る遥はメイドのコスプレで犯されている
そんな思い出にひたる如月はつい衝動的に彼女へメッセージを送ろうと思った
『明日、俺ん家来るの?』
とメッセージを送り彼女からの返信を待つ
が1時間経っても一向に返事が来ない
寝てるにしてはまだ夜の9時で早すぎる
耐えきれなくなり
『未読無視?それとも…浮気してのか?w』
と疑いの目をするくまのスタンプを送った
そして30分経っても返ってこない
焦る気持ちを抑え込み、もう1度スマホのフォルダーから彼女とエッチをした時の写真や動画を見返す