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【イケメン革命】お茶会をご一緒しませんか?〜短編集〜

第4章 チョコレートをおひとつどうぞ ①(カイル目線)【R18】



放り出されたアリスの手に自分の手を重ねてぎゅっと握った。

それから激しく奥を突く。

「やぁっ!ああああああっ…!!」

「っ、………アリス、愛してる…」

アリスの中で熱く弾け出るものを感じながら、普段言えない言葉を呟いた。

その瞬間、アリスは瞳を大きく見開いた。
そしてその瞳からポロリと一粒の輝く雫がこぼれ落ちる。

「わ、私も………愛してる」
アリスは俺にしか見られない極上の笑顔を浮かべた。






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翌朝ーー。



エドガー「カイル、おはようございます」

食堂に足を踏み入れた瞬間、エドガーから爽やかな挨拶をされた。

「よおーエドガー、おまえ昨日は色々と仕掛けてくれたみたいじゃねーか」

エドガー「いやあ、喜んで頂けたなら光栄です」

「いや、誰も喜んでねーからな…」

昨日、アリスの話を聞いた瞬間にエドガーの策略だと気付いた。

俺の部屋に鍵がかかっていなかったこと。
小瓶にメモが添えてあったこと。

俺の部屋は薬品など置いてあるため、必ず鍵はかけるようにしていた。
それにわざわざ『恋のエッセンス』なんてメモはした覚えがない。

おそらく俺がセントラル地区へ連れて行かれた後にエドガーがこっそり仕掛けておいたに違いない。

全く悪びれる様子がないが、まあいつものことだ。

エドガー「おやおや、アリスはまだおやすみ中ですか?
カイルもやりますねぇ」

エドガーはにやりと嫌な笑みを浮かべて俺の反応を見る。

「まーなー。医者なめんなよー」

ふっ…と笑みをこぼしながらゆっくりと席につき、俺は久しぶりに朝食をたっぷりと味わったのだった。




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