• テキストサイズ

テニスの王子様【短編集裏なし】

第9章 【柳甘】抱きつき癖


人が減ると、目に見えてわかる。
先ほどとは違いとてもお怒りの様子の柳先輩…

「お前の彼氏はだれだ?」

「や、柳先輩…」

「ならば何故丸井に抱きついたりした?俺も嫉妬くらいする。」

「あ…。ごめんなさい…」

会議のときのこと…
あのとき柳先輩が不機嫌になったと、あたしはようやく気がついた。
あたしの抱きつき癖には、
柳先輩は慣れているとばかり思っていた。

「…蓮二と呼ぶなら許してやろう。」

「れ、蓮二先輩…!」

蓮二先輩はあたしに微笑みをむけてくれた。

こんなに鈍感なのに、
あたしを好きでいてくれる柳先輩がとてもだーい好き!!

→NEXT あとがき
/ 91ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp