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テニスの王子様【短編集裏なし】

第6章 【丸井甘】ひまわり


「おぉ、ブンちゃん、またパシリかのぅ?」

「うるせーよぃ」

彼女の鞄を持って教室に入ったときに聞こえたのは
仁王の声だった。
俺の彼女…結菜は、すげーわがままだ。
けど、女子テニス部の部長を務めながら、生徒会長をやっている。
すげーだろぃ?
俺の自慢の彼女☆

「ブンちゃんはやく!!」
「ん、わりぃ」

ぷくっと頬を膨らませて俺のことを呼ぶ結菜は、やっぱり可愛い。

「仕方ないから許してあげる!行こう!」

「おぅ。」

俺はこのヒマワリみたいな笑顔には勝てない。
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