第3章 たまにはこんな日も【及川徹】
詩乃side
チュンチュンと外で鳥の鳴く声がする
目を擦って体を起こそうとすると
布団が落ち
自分が今裸でこれまた裸の徹に
抱き付かれながら寝ていたようで
とんでもなく腰は痛いが
いつもより幼い顔で眠る徹に軽くデコピンすると
及「イテテ、あれ?詩乃ちゃんおはよ」
そういっていつもの及川スマイルで
挨拶する徹におはようと返すと
及「服も着ないで俺も前にいるなんて誘ってるの?もしかしてもう1ラウンドする?」
そういって押し倒される
『もう明るいしダメ』
及「いいじゃん今日休みだし」
ね?と言ってキスしてくる徹に流されてみる
今日は休みだし
まぁいっか
たまにはこんな日も