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黒い薔薇(ごちゃ混ぜ短編集
第3章 たまにはこんな日も【及川徹】
及川side
詩乃ちゃんの耳元で
抱いていいかと囁くと
顔を赤くしてコクりと頷く
詩乃ちゃんをお姫様抱っこで
寝室に連れていこうとすると
『えっ!ちょっ、徹!?重いからだめっ!』
及「あんまり暴れると落っこちちゃうよ?それに詩乃ちゃん重くないし」
そう言うと大人しくなった詩乃ちゃん
寝室に着きベッドにそっと下ろすと
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