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黒い薔薇(ごちゃ混ぜ短編集
第3章 たまにはこんな日も【及川徹】
及「詩乃ちゃーん!及川さんだよー!」
カメラ付きインターホンの前でウインクをバッチリ決める徹
『今開けるね』
返事をして玄関に向かう
ガチャ
『いらっしゃい徹』
及「詩乃ちゃーん!」
飛び付いてきた徹
及「う~ん!詩乃ちゃんの匂い、この抱き心地、久しぶりだー!あーとっ!」
チュッ
『わっ!』
及「ただいまのキス忘れてるよ?詩乃ちゃん」
突然のキスに顔に熱が集まっていくのを感じる
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