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迷い道クレシェンド【HQ】【裏】

第110章 【番外編】ロマンス


2箇所からの刺激があまりにも強く、目を細めてまた達した。
「あっ、あっ…やぁぁぁ!!!!!」
浅いところをコツコツと擦られるのも、深いところを一気に突かれるのもあまりにも気持ちがいい。
ずっと絶頂を迎えている状態のようなふわふわとした感覚に、全身が痺れて熱くなる。
「ぁぁああ!!!らめ…!らめっ…ぁぅ!!!」
止まらないその快感の繰り返しに、口ばかりがだらしなく開き、垂れてくる涎をキスをするついでに綺麗に舐めて取られる。
唇にだけ触れる軽い口付けが物足りない。
いつもみたいに腰も砕けるようなキスがしたい。
首に腕を回して、おねだりしてみた。
激しすぎる律動が止まって、口に集中してくれる。
「ふぁ、あっ、ん……」
奥まで舌を吸われ、口内を隙間なく塗りつぶされる。
息が出来なくてもそのあまりの気持ちよさにどうでもいい。
煙草の、いつもの苦い香り。
でも味蕾がおかしくなって甘さしか感じない。
「はぁあ…、きもひぃ…きもひぃよぉぉぉ……」
繋がったままなのに噴水のように吹き出る。
あまりベッドを濡らしてしまうと怒られてしまいそうでふとそれが気にかかった。
それでも、本能には逆らえなくて、脚を繋心さんの腰に絡めて離れないようにする。
唇を離されて、ふつりと糸が切れるのを見守った。
ナカも果ててきゅうきゅうと楔を無意識に締める。

繋心さんが辛そうにふうふうと息を整えている。
その苦しそうな顔が好きすぎて、一生このままでいたくなる。
「ごめん」
低い声で謝られると、強い力でうつ伏せにさせられて、ふかふかの大きな枕に上半身をぐっと押さえられた。
「ふぇ…?」
意味がわからず間抜けな声が漏れると、最奥まで一気に深く大きくなったソレが後ろから刺さった。
「ひぅ……!!!!!!」
ゴリ、と音が聞こえた。
そのまま遠慮なく奥まで激しく打ち突けられる。 
「やぁっ!!ま!!まっ!!って…!!!!
ひゃぁあ!!あっ!はぁっ、あっ、うっ…!!!!」 
奥の入り口まで痛みを少し感じるほどなのに、求めていた刺激だから溺れるように連続した絶頂を迎える。
「おなか…!ごりって…!!ぁぁぁぁあ!!!!!」
ぐちゃぐちゃと泡立つ粘液の音と肌のぶつかる音。
「まっ、あっぁっ!!またごりごりしてりゅっぅ…!!」
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