第74章 【番外編】ショコラカラン
「腰、震えてるぞ」
「言っちゃ、やだっ!」
全てをおさめると、動くよう身体を揺らした。
「やぁあん…!」
「そうだ、上手いぞ」
「あっ、ひあっ、あんっ…」
ぬちゃぬちゃと音を立てながら、奥の入り口に擦る先がぎゅうぎゅうと絞められ、ざらついた壁が更に摩擦して刺激する。
ナカのイイところにエラを引っ掻けてやり、動く度にるるの口からだらしなく透明な糸が垂れていく。
「ふあぁっ、あっ、あうっ…、んっ!」
浅い波を迎えたところで、きゅんと絞められ、何回目かわからないが果てたらことを知らせた。
「早すぎ、だ…」
「んんー!」
お仕置きに、ずんと奥を突いてやると、悲鳴に似た声。
「らってぇ…も、とろとろ…きもちいーのぉ、もうっ、あ、またっ…」
自分で腰を動かし、また絶頂を迎え入れようとしたところで、少しズラしてやる。
悔しそうにぱくぱくと口を開閉し、泣きそうな顔で睨まれた。
「ひど、ぃ…、もっ、いきたいぃ…っ」
「いいぞ」
と、元の場所に抉るように押し宛て、ぐいぐいと引っ掻くようにその細い腰を掴む。
「ぁあああああ!!!」
「いいだろ?」
「しゅご、しゅごいっ、やら、やぁあっ!!
いっ、いっいいっ…っ!!」
「…っ」
「ひぁあっ、いっ、いっちゃぅ…いくっ…!!」
「そうしろ」
溢れたとろとろとした混じりあった液を、更に敏感になった隠れた芽に擦り付ける。
「んぁぁぁぁ!!!?
らめぇっ!!やぁ!おかしくなりゅうっ…!!」
「なっとけ…っ」
ガクガクと仰け反りながら、気を失うようにぐったりと果てる。
遅れて開閉するその最奥に、頭を食い込ませ、こちらも避妊具越しにどくどくと貯まったモノを吐き出した。
数日後、バナナ味とイチゴ味が差し入れされたが、いつ彼女にその話をしようか悩んだまま、 押し入れに封印されている。