第7章 Sugar7
「いっ・・・!」
「あ、ごめん。慣らしてなかった。」
薄い膜に覆われた彼のそこが、少しだけ私のナカに挿った瞬間、あまりにも痛すぎて、声をあげてしまった。
彼の指が少しずつナカに、入ってくる。
「あ・・・んっ。」
「大丈夫?痛くない?気持ちいい?」
私を気遣ってくれる。
そんな優しい貴方も好き。
「痛くないよ、気持ちいい・・・。」
優しい彼に、素直に答える。
「ね、俺が触るのと、ローターどっちが気持ちいい?」
「流司さんがいい。」
そんなの、流司さんに決まってるじゃん。
どんなことでも、流司さんが1番なんだから。
「俺も、心羽に触られるの好き。」
「ほんと?」
「ん。」
もっともっと、そんな貴方を見せて。
甘い貴方を、もっと知りたい。
「あっ・・・!ん、あ・・・。」
「痛かった?」
彼の言葉に、首を横に振る。
指が2本に増やされ、甘い刺激が強く感じる。
流司さんは起き上がり、私の膝裏に手を滑り込ませて、足を開かせた。
「だから、この格好恥ずかしいって・・・。」
「すげーエロくて、やばいけど?てか、挿れるよ。」
「うん。」
彼がゆっくりと沈んでくる。
痛いけど、さっきに比べたら、全然痛くないくらい。
「締め付けんなよ、力抜け。じゃないと、すぐイっちゃう。」
少し顔を顰めさせて、私の手を握りながら、優しく囁く。
すごく甘い声。
キスしながら、彼を飲み込む。
唇だけが少し離れて、至近距離で見つめ合った。
「全部挿ったよ。」
彼を抱き締めたいけど、両手とも彼の手に握られてて、何も出来ない。
顔の横で、ベッドに縫い付けられてる。
「動いていい?」
「うん・・・流司さん、たくさん気持ち良くなって?」
「だから、そんなこと言っちゃダメ。可愛すぎて、壊したくなる。」
甘い言葉を囁いて、首元に噛み付いて印をつける、甘い彼。
「壊して・・・流司さんの手で、私を壊して・・・。」
噛む力が強くなる。
「んっ、痛いっ!流司さん、痛いよ!」
食べられてしまうんじゃないかってくらい、強く噛まれて、思わず声をあげてしまった。
「あ、ごめん、血出た。」
「え・・・?」
すごい痛かった・・・。