第15章 Sugar15

｢もっ、もう、やめて･･･っ！で、ちゃう･･･。｣


愛液なんだか経血なんだか知らないけど、生温かいぬめりを帯びた液体が、彼女のナカから溢れて俺の太腿を流れ落ちていく。


｢なにが、出るの？はぁ、はぁ･･･。｣


ずっと良いとこばっか突いて、息する暇も隙もあげてなんかやんない。

俺の腕の中で落ちろ。


｢だめ、だめっ･･･やだぁ･･･。｣


首に回した手で、俺の肩に爪をたてた。


｢ちょ、イきながらお漏らし？もう、ほんと･･･変態。｣



俺を締め付けて、身体を痙攣させながら、失禁し続ける。


｢そんなに気持ち良かった？｣


｢ばか･･･ばかぁ！･･･うっ、ひっく･･･。｣


泣くなよ、もう。


｢心羽、俺もう、イきそう。ちょっと我慢して。｣


彼女をしっかり抱え直して、緩く腰を振る。


｢ふっ、んっ、流司さん、好き･･･。｣


｢んっ、俺も･･･好き。｣


吐精感を誘う彼女の声、言葉。

俺を締め付けて絡めて離さない、彼女の中心。


すげぇ愛しい。


｢心羽っ、あっ･･･くっ！･･･はぁ、はぁ。｣


ぎゅっと抱きつかれ、2人して荒く呼吸する。


｢いったん、座るぞ。｣


肩口でこくんと頷いた。


｢ごめん、まだ動けない･･･。｣


｢俺も。｣


イった余韻で緩く締め付けてくる彼女のナカが心地良くて･･･彼女の傍が居心地良くて、ずっと溺れていたい。


｢んっ、はぁ･･･。｣


ゆっくりと腰をあげると、するんと俺が抜け落ちる。

この感覚がいつまで経っても、慣れない。

ずっと繋がってたいのに･･･。


｢電気、点けてくる。｣


離れていかないようにぎゅっと抱き締める。

言ってることと、してることが矛盾してるのはわかってる。


｢点けちゃダメ。｣


｢点けなきゃ、キレイに出来ないんだけど。｣


目が慣れたとは言え、凝らえて見ないと良く見えない。


名残り惜しいけど、彼女を説得して腕を離して、電気を点けた。


良く見えた風呂場は殺人現場かとびっくりしたけど、顔には出さず、取り敢えず身体を洗うことにした。


俺の太腿には、愛液と経血が混ざったものが流れていた。

それすらも愛しいと思う俺は、相当重症。