第15章 Sugar15
「させてくれんの?」
「ダーメ。」
腰から上に指を滑らせて、下着のホックに手をかけた。
「んっ・・・だからダメだって。」
「心羽、感じてる。」
首筋に顔を埋めて、舐めあげた。
「バ、バカっ、ダメだって!」
「ちょっとだけ・・・最後までしないから。」
我慢の限界なんて、もうとっくに超えてる。
少しだけで良いから、お前のえろい声聞かせて。
そしたら、また我慢するから。
「こ、今回だけだよ・・・?」
「え?」
「今回だけ、お風呂でしたげる。その変わり、電気は点けないで。」
まじか。
まじで、して良いのか?
やっぱムリとか言われてもやめれないから。
「やっぱムリとかなしだから。ほんとに良いんでしょ?」
「したくないんなら、良いよ。・・・ぅわっ!!」
彼女をそのまま抱え上げて、風呂場に向かった。
「もう、ムリとかやだとか、受け付けないから。」
「わ、私だって、したい・・・。」
1度彼女を降ろして、服を脱がせる。
「ちょっ、待って!電気消して!」
ズボンに手をかけた瞬間、すげぇ速さで俺の手を押さえた。
「そんなに嫌?俺は気にしないんだけど。」
「電気点けない約束!」
そんなぷんぷんすんな。
可愛いから。
電気を消してまたズボンに手をかけると、自分で脱げる、って言うから、仕方なく自分の服を脱ぐ。
なんでそんな嫌なの?
やっぱ嫌なもんなのかな、女からしたら。
男からしたら、好きな女だったら、全然気にしないのに。
シャワーを流したまま、始める。
「俺、初めてかも。生理中の女とやるの。」
「うっさいな、私だって初めてだし。」
「俺しか知らないもんね?」
生理の時のやり方とかあんの?
全然知らないんだけど。
調べときゃよかった。
まぁいいや、好きなようにしよう。
お互いが気持ち良くなれば、それで良い。
「量多いからね。引いたりしないでよ?」
「引くわけねぇだろ。自分からしたいって言ってんだから。」
薄らと見える彼女の身体に手を這わせると、びくんと跳ねる身体に幸福感を覚えた。
「最高。」
「あっ、好き・・・。」
優しく激しく唇を合わせた。