• テキストサイズ

甘い貴方を見つけるまで【佐藤流司】裏

第11章 Sugar11


NARUTOが初日を迎えた。


てか私、最近まじでやばいかも。


流司さんとしたくて堪らない。


忙し過ぎてあれ以来全然してない。

何回もイかされたあの日から。


もう何ヶ月も経つのに、自慰すら出来てない。

それはきっと彼も同じはず。


「心羽、行ってくる。」


「うん、いってらっしゃい!」


ステージに向かう彼を見送った。


応援してるよ。

誰よりも。


私が貴方を1番愛してるって自信、あるから。

貴方が1番愛してるのは私って自信、あるから。


左薬指にはめてる、ピンクオパールを眺めた。

愛おしさがいつも増えていく。


たくさんの人に愛されて、ステージの上で輝いてる貴方が大好き。


舞台袖でキャストたちを眺めてたら、もう蛇が鷹になってる。

いつの間に・・・。


あ・・・メイク取れてる?

なかなか落ちないはずなんだけどなぁ。

薄らと、私の歯型が見えた。

マント羽織ったから大丈夫だけど。


やばいなぁ、炎上しないといいけど。


私は歯型とかキスマークとかあっても大丈夫だけど、彼は違う。

彼はたくさんの人に愛されてるんだ。

今の彼は・・・ステージの上の彼だけは、私のものじゃない・・・。

みんなの佐藤流司なんだ。


「お疲れ様!」


「心羽・・・。」


上演が終わり戻ってくるキャストたち。

一人一人に声をかけて、最後に彼を見つけて、声をかけた。

そしたら、いきなり抱き着かれて・・・。


「どうしよ・・・したくて堪んない・・・。」


「なにをしたいの?」


どうしたんだろう。

いつもは汗かいてるからって、こんなことしないのに。

私は嬉しいけど。


「セックス。」


「なっ・・・!」


耳元でぼそっと言いやがった。

みんなに聞こえないからいいけど・・・って、よくないよ!

上演終わって、言うことがそれ?


「まじでやばいかも・・・お前に触れたら・・・こんなんなっちゃった・・・。」


ぐーっと私の腰を引き寄せて密着させた。


お腹に彼のが・・・。

すごい、固い・・・。


「心羽、どうしよ・・・我慢出来ない・・・っ!」


抱き締める力が強まり、私の肩に蹲る彼。


息が荒い・・・吐息が熱い・・・。


ちょっとだけなら抜けても大丈夫かな?









/ 292ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp