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甘い貴方を見つけるまで【佐藤流司】裏

第9章 Sugar9


どのくらいの間、俺は腰を打ち付けた?

彼女は何回イった?

もう全然わからないくらい長い間俺は、腰を振ってる。


彼女の顔は汗や涙、唾液でぐちゃぐちゃだ。

それでも心羽は、綺麗だ。


もう声は出ないのか、荒い呼吸を続けて、ぼーっと俺を見つめてる。

イく度に俺を締め付けながら、身体をびくつかせて。


「心羽ごめん。もう終わりにするから、もう少しだけ頑張って?」


自分でもびっくりしてる。

彼女のナカで、よくここまでイかなかったなと。


腕を一生懸命動かし俺の背中に回して、抱き寄せようとしてる。

それに従うように身体を彼女に寄せて、ぎゅっと抱き締めた。


「あっ、心羽好きっ!好きだよ、心羽っ!んっ、くっ・・・!」


また彼女は俺を締め付けた。


「あ、はぁ、一緒にイけたね。」


優しく彼女の頭を撫でながら、触れるだけのキスを交わした。


頭を撫でていると彼女は、すぐに眠りに落ちた。


「ごめん、ムリさせたよな。明日はお前の言うこと、なんでも聞くから。」


おでこにキスを落とし、後処理をするため身体を起こした。


起きたら、シャワー浴びんなきゃな。

ベットベト、俺も彼女も。


彼女の身体を拭いてて思った。

シーツ変えなきゃ。

やばいくらい、びしょびしょなんだけど。

今日は我慢してもらんなきゃ。明日変えよ。


「心羽、もうなにもしないから、ゆっくり寝て?」


後処理を終えて彼女の隣に横になり、ほっぺを親指で撫でた。


腰とか痛くなるだろうなぁ。

声も出ないかも。

そうなっても、俺のこと嫌いにならないでよ?

もう、心羽の嫌がることしないから。


本能の赴くままにあんな抱き方したけど、許してくれるかな・・・。

ちょっとだけ後悔してる。

嫌われたくない。

お願い・・・嫌いにならないで・・・。


「心羽、愛してるよ。おやすみ。」


宝物のように抱き締めて眠った。








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