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【S】Moebius Ring~目覚めたら執事!?~

第16章 それぞれの想い



櫻「ハ~。しっかし超うめ~なここんちの飯…」
松「あ、まだ食べてる…(笑)」
櫻「腹はとっくに限界超えてんだけどさ~。なんせ美味くてさ~。箸が止まんねーんだよ~…」
松「わかります。俺も最初目玉飛び出るくらいの衝撃でした。結構世界各地の有名店食べ歩いてきたつもりだけど、まさかこんなところにここまでの腕のシェフがいるなんて…。しかも日本人ですよ!」
櫻「スゴイよねホント…。ん~♪マジうめ~…。あ、マツジュンの焼きそばも美味いよ。牡蠣がいい味出してる」
松「ありがとうございます!先輩にそう言ってもらえるのが一番嬉しいっす♪」


はむっ

もぐもぐ

んん~…このムニエルがまた。表現しづらい絶妙なハーモニーなんだよ、ソースと絡まった時のこの一体感というか…

どれ食べても幸せのるつぼや~♪

ってカンジ。超カオスだぜ、ここ。もう抜け出せませんよ、この幸せな迷宮から♪




どんだけ~?って自分で突っ込みたいくらいモリモリ食してたら




 バンッ!




「ちょっと櫻井!?いつまで食べてるのよっ!早く部屋来て手伝って!!」


お嬢様、怒りのリターン。


「申し訳ございません、お嬢様。只今…」


でももう一口…

いや、こっちの皿も最後に一口…

あ、あの激ウマの肉も最後に一口だけ…


「さ・く・ら・いッ!?」


お嬢様、とうとう般若に変身(笑)。


松「先輩、自分これ食ったらもう。ここ出ますんで」
櫻「あ。…そっか。じゃあまた、だな」
松「ええ。また。近いうちに」

うん、近いうちに。


てか、目が覚めたらすぐ本家に会うだろうけどな(笑)。





松「じゃあ先輩、お達者で!」
櫻「おう。そっちもなっ」


松本を見送り、ようやくお嬢様の部屋へ向う。


「あ~…食った食った。超満腹~…」



でも食い過ぎてガチで眠い~(笑)。

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