【S】Moebius Ring~目覚めたら執事!?~
第16章 それぞれの想い
美羽「ハッ。き、気軽に近付かないで!~~~バカッ!もう戻るっ!!」
お嬢様大噴火。一人、部屋に戻られてしまいました…。
松「あ~あ。先輩が怒らせるから~」
櫻「おい。元はと言えばお前のせいだろーが」
松「フフフ。ま、ホントに頑張ったから。マジでキライなのに、あんだけよく食いましたよ」
櫻「ふーん…」
ホント良くご存じね、彼女のこと。ま、俺のいない半年間、一応専属やってた訳だし、当然っちゃ当然かもしれないけど…。
あ。ややジェラってる?俺(笑)。
櫻「結構イイコンビだよね」
松「…」
櫻「…」
松「え、誰が?」
櫻「美羽お嬢様」
松「…誰と」
櫻「アナタと」
他にいないだろ。
松「は~あ~~~!?冗談キツイっすよ!あんなガキ相手にしませんよ俺は!やめてくださいよっ」
櫻「何でよ。ガキじゃないでしょ。純粋なだけで。立派なレディですよ」
松「そう、かも知れないっすけど…」
お、照れてる?実は照れてるのか?(笑)