【S】Moebius Ring~目覚めたら執事!?~
第10章 指輪奪還
松「プレゼントってのも悪くないとは思うけど、まずはちょっとしたもんからだろ。いきなり高価な指輪とかあり得ねーから」
男「でも、俺こういうの初めてで…。何あげたらいいのかサッパリで…」
松「そうだなー…。あんま重くないモンの方がいいんじゃない?新製品のお菓子とか、気軽に受け取ってくれる程度のもんで行けよ、最初は」
松「そんなもんでうまく行くんすかね…」
松「それは腕次第。てゆーか、まだそんな親しくもなってないのに指輪とか。重すぎ。考えたらわかんだろ?そんくらい。まずキッカケを…クドクドクドクド…」
櫻「…」
さすが天下のマツジュン。女オトすテクニックの引き出し数ハンパねーな。つか、なんか意気投合してない?この人たち(笑)。
松「まず日常的な会話から入る。ベタに天気とか最近のニュースとかでいいから。んで会話の中で情報を集める。まず相手を知ることからだな」
男「ふんふん」
松「で、徐々に会話が増えてけばさ。帰りに飯誘ってみるとか。重くなんなよ。あくまで軽~くだぞ。下心は隠せ。断られても別に気にしないくらいのノリでな」
男「ふんふん」
ふんふん
松「ま、いきなりふたりでってのがハードル高いなら、一緒に他の…クドクドクドクド…」
男「ふんふん」
ふんふん
ナルホドナルホド…
ふんふんふん…
あ。
や、ほら。俺もまあ…一応?うん。
…参考までに!(笑)