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【S】Moebius Ring~目覚めたら執事!?~

第20章 epilogue



と一瞬思ったけど


櫻「…」

見覚えしかないこの印象的なお目目(と眉)は…


ズバリ、マツジュン。

松「お。起きた?」
櫻「…」


ええ、ええ。起きましたとも。あなたの濃い目のイケメンで。

…ああ、そいや松本くんにはお礼しなきゃね。いろいろお世話になって…


てか、何コレ。新聞食ってんじゃん、俺。インクくせぇ!!

ペッペペッ!


松「櫻井、返事は?」
櫻「…」

え?

二「いつまで寝てんだよ、櫻井!」
櫻「…」




え?


松「あ~あ。寝顔見てたら俺まで眠くなってきた。ちょっと櫻井さぁ、コーヒー淹れて」
相「俺も~。よろしく、櫻井♪」
大「あ、俺にも!ヨロシク、櫻井♪」
櫻「…」


はい?


え、何?俺が寝てる間に何があった?つか、何で揃いも揃って“櫻井”呼び?


二「…ちょっと。オマエぼーっとしてんなよ、さっきから。仕事しろよ、起きたんなら」
櫻「っ」
相「そーだよ。つーかさ。仕事中に寝るってどういうこと?」
大「櫻井~。俺の服たたんどいてぇ」
櫻「…え?」
松「『え』じゃねーよ。ちゃっちゃとコーヒー持ってこいよ。ったく、使えねぇ執事だな!」
櫻「―――…」


はい、ちょっと待って。ちょっと止めて。


一体何が起こってるんだ?

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