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【暗殺教室】コロクエスト〜女神の娘編〜

第15章 〜出生の秘密〜


『そんなこと、浅野君に言われなくたって分かってるよ!』


『ふんっ!では僕はこのままカラナ本部に向かう。

まぁ、気をつけるんだぞ!』



『うん、学秀も!』



二手に別れた私たち。



私はカルマとE組の山を駆け上る。



『あっ!まぁちゃん!カルマ!おはよー!


って、何2人で急いでるんだぁ?』


『ごめんね!前原君!あとで説明する!』



そう言って、急いでコロ先生のいる職員室を目指す。


ガラッ…。


ハァ…ハァ…ハァ…。


『おやまぁさん、カルマ君、おはようございます!

急いで入ってきて、どうしたんですか?』


『コロ先生!聞いて!もうすぐここに…!』



ドゴォーーーーン!!!




『キャーーー!!』


ものすごい地響きと共に、クラスメイトの叫びが聞こえる。


『来たっ…!みんなは?』


『にゃやッ?!何事です…?』


コロ先生がマッハでグラウンドに出る。



私たちも後を追うように外に出る。



『うそ……。』


辺り一面に倒れ込むクラスメイトの頭上には、漆黒の闇に覆われたバハムートがいる。


『痛って……。』



『前原君!すぐ回復魔法かけるから!』



『いや、大丈夫だよ!まぁちゃん。

こんくらい平気!それより、あれ何だ…?


バハムートは、秩序を守り、人間とは友好な関係を築く誇り高き龍のはずだぜ?』



『あの漆黒の闇…おそらくバハムートは、闇に飲み込まれ、自我を失っているのでしょう…。』

コロ先生がつぶやく。


『そんな!精霊と同じくらい強いんだよ!

私ちちの力じゃ、どうにもならないよ!』


『片岡さん、先生がバハムートを引きつける間に、みんなを非難させて下さい!』


『私も闘うよ!コロ先生!カルマにMPが1分間消費しない魔法をかけてもらう!

魔法が切れたら、さらにまたかけてもらう!

これならバグが出ることもない!学秀が結界師を引き連れてこっちに向かってる!


それまで私たちが、みんなを守る!』



『そぉゆうこと。俺も闘いたくてうずうずしてたところだしねぇ〜。』
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