第6章 初めての恋
授業が終わり、二宮君がいつも図書室に行っているのは知っているから図書室に向かった。
雅紀「あれ?」
いつも座っている席に二宮君はいなかった。
今日は早く帰っちゃったのかな…?
ふと窓を見ると、
雅紀「あっ。」
二宮君が学校を出て歩いていく姿が見えた。
やっぱりカッコいい…
雅紀「ついて行ったら完全にストーカーかな…」
でも…
ごめんなさい!神さま!
今日だけ許してください…!
俺は急いで学校を出て二宮君について行った。
駅前に行くと本屋に入って行き、
雅紀「やっぱり、本が好きなんだ…」
しばらく離れたところで二宮君が出てくるのを待っていた。
すると、
雅紀「あっ…」
二宮君が女の子と一緒に出てきた。
彼女…かな…?
そうだよね。
やっぱりいるよね。
俺は諦めて帰ることにした。
数日後。
潤「雅紀。」
雅紀「なに?」
潤「最近、二宮君追っかけてないけど?」
彼女がいるって分かったから…