第9章 〇【ライナー】2人にいい事(現パロ)
ベッドにサラを寝かせ、服を脱ぎ捨てる。
ライナーの相変わらず引き締まった肉体にサラは見とれるが、同時に劣等感に近い気持ちを少しだけ覚えた。
「・・・なんだ?どうした」
「彫刻みたい」
「そりゃどうも」
ライナーはサラの身体に巻かれたタオルを取ろうとするが、サラは少し恥ずかしそうにしてタオルを握る。
「おいおい、大丈夫だって」
「てか・・・普通に恥ずかしい・・・だって、ココ最近?多分2ヶ月近くシてなかったじゃん・・・お互い忙しくて」
「まあ・・・確かにな」
それもサラにとっては油断へ繋がる要因の一つだった。
仕事に、式場のことや招待客のリストやらを作るのでバタバタバタ・・・
最後のセックスからあっという間に2ヶ月は経過していた。