第21章 〇【ジーク】ソラ様合同夢♡
慌てて起き上がって制止したけど、あっという間にジーク先生はするりと私の脚からホットパンツを脱がせてしまう。ホットパンツの股の部分が染みのように色が変わっていて、恥ずかしさで死にそうだ。ジーク先生は脱がせたホットパンツを手早くカゴに入れ、こちらに向き直る。
その間私は無防備になってしまった下半身を隠すように、しっかり膝を閉じて寝転んでいた施術台の上で小さくなるしかなかった。
「今から刺激するのは重要なツボでさ。恥ずかしいだろうけど、しっかり効果出すためにもちょっと我慢してね」
「でも…」
「大丈夫。これはちゃんとした"施術"だから」
「は、はい…」
ジーク先生は覗き込むようにして私と視線を合わせ説明する。
ここはちゃんとした整体院だし、ジーク先生も資格を持った専門家だというのは今までの流れから間違いないはず。きっと私が考えすぎているだけなのかもしれない。ここであまり抵抗するのも自意識過剰になってしまう。
「もう一度横になって…次は仰向けになろうか」
ジーク先生に言われるがまま、私は再び施術台に寝転んだ。
太ももから付け根にかけてさっき以上のオイルが垂らされる。そういえばこのオイルのおかげなのかずっと身体が火照っている気がする。
「じゃ、リンパを流しながらツボを押していくね」
「お願いします…んっ、」
閉じていた膝を割ってオイルを塗り広げ、馴染ませるようにジーク先生の掌が太ももから付け根に滑らされる。
「もう少し脚を広げて」
「あっ、ん、ぅん…!」
指示された通りに脚を広げると付け根の窪んだ部分を揉みほぐされる。両側をそれぞれジーク先生の指で押され、行為中の感覚が頭に過ぎってなんだかどんどん気持ちよくなってきた。行き場のない自分の手で口元を抑えていても、もう声を殺すのは難しい。
「…うん、これで脚の老廃物はだいぶ流れたね。もう少しオイルを広げようか」
「んぁ、ぁああっ!」