第11章 〇【ライナー】 たまには (現パロ)
息を整えながら2人は手を絡めた。
「・・・違うだろ・・・」
「・・・ごめん、疑って」
「ったく・・・」
不服そうな顔をしながら、サラにキスをする。
「お掃除フェラ・・・しなきゃダメ・・・?」
「・・・いや、もういい。色々と満足だ」
ラッキー、と言わんばかりに抱き着いてくるサラにライナーは応えるように抱き締めた。
「普段、クチは悪いけどセックス中は可愛いんだよな・・・ずっとそうしてりゃいいのに」
「うっせ・・・って、ああ!クチと言えば!口ん中で射精(だ)したよね!?」
「うっ・・・いや?」
「ちょっ・・・!!逃げんな!!こら!!」
バタバタと逃げるようにバスルームに向かうライナーの後を、サラは怒りながらも笑って追いかけていった。
仲直りエッチ?もたまには悪くないかも・・・?と2人はシャワーを浴びて洗いっこしながら思ったのだった。
-END-