• テキストサイズ

此処にある音色

第14章 マスターコース


『サンキュー!』

ファン「ZERO様!」

ファン「ZEROー!こっち向いてー!」

そんな声にシーッと人差し指を当てるとファンの子達が静かになりました

『じゃあまたな!』

ファン「えー!アンコール!」

ファン「うん!アンコール!」

アンコールが鳴り止まい
心のままに紡がれる音楽と歌声
僕も小さくアンコールと言ってしまいました

すると早着替えで和服に着替えたZEROさん

『ラストー!
桜ひらりと
わたしの髪を撫でていく
そっと振り向く あなたがいた思い出も
幾度と巡る 春の木漏れ日に照らされ
散りゆくは 花びらか
こんな心の行く末か
泡沫のあなたか

舞い散れど 叶わずとも
春の報せはいつの日も
あなたがひらひらと』

しっとりとしたバラードが響き渡りました
/ 491ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp