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此処にある音色

第14章 マスターコース


俺がそう言うとゲンナリとした顔をしている

『んな張り切ることじゃねぇよ…』

音也「だって“ZERO”と一緒にいれるんだもん!張り切っちゃうよ」

『はぁ…』

俺の張り切りとは裏腹には渋々という顔をしている

うーん…って七海みたいな感じじゃないんだよね
別に口下手な訳じゃなくて
本当に必要としてないから話さないって感じ
だからこそ中々話す機会がない

『さてと…1回部屋戻るか』

音也「なら俺も付き添うよ!ヒビって痛いし!」

ウンザリとした顔を俺に見せる

『構うな』

はそう言うとスタスタと行ってしまった
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