第14章 マスターコース
龍也「ちっとはマシになるだろ」
『たく…』
先程の雰囲気は消え去り、いつもの気怠げな
それでも体力の限界はまだ先な様で
クルクルと木刀を自由自在に操っている
セシル「ミューズはニンジャ?」
『日本人は忍者の末裔ではあるが、オレは忍者じゃねーよ』
セシル「ならばサムライ?」
『違ぇよ』
クルクルと木刀を自由自在に操りながら否定していく
するとpiririri!と誰かのケータイが鳴り響く
『悪い、オレだ』
パシッと木刀を片手でキャッチしたは電話に出る
『お疲れ様です。ZEROです。はい、はい。……はぁ?…はぁ分かりました』
電話を切ったは木刀を置くと荷物を整理していく