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此処にある音色

第13章 引っ越し


“気持ちいいかい?”

“いくらから?”

“お金ならあげるよ”

ガバッと起き上がったは、冷や汗がポタポタと落ちる

『はっ…はぁ…はぁ…っ』

グルっと見渡しても部屋の中
根無し草の様に生きて、好きでもない相手に体を売り、金品を貰う
もうそんな事しなくていいのに
夢に出てくる
嫌な夢だ

『…はぁ…』

身体を縮こませて抱きしめる
風呂場に向かいシャワーを浴びる

『今何時だ?』

時間を見るとまだ夜中だ

『チッ…まだ夜中じゃねーか…』

誰に文句言うでもなく舌打ちが出た
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