第11章 シークレットライブ
音也「うわぁ!今のセリフ蘭丸先輩みたい」
『うっせ』
何だこれ?おい
わちゃわちゃともみくちゃにされる
『鬱陶しい!離れろ!』
その時誰かの指が狐面の紐に当たりスルリと取れる
カランカランと音が響き、オレは下を向いた
『(目に汗が入った)』
セシル「すみません、ミューズ」
『…ああ、大丈夫だ』
片目を抑えた手で髪をかきあげながら答える
ライトに照らされ光る汗も美しく輝く瞳もモデル体型でスラリとした体も整った顔
それは観客もスタッフもST☆RISH、QUARTET★NIGHTを魅了した