第3章 【軽くR】シリウスの本音(彼目線)
『いや、気にすんな
俺の方こそ、悲しい思いさせてすまな…「私が欲しいのはその言葉じゃありません!」……ふっ
…あんたには適わないな』
そっと指を絡ませて、こつんと額を合わせ、見つめ合う。
『…エル、
どうしようもないくらい、あんたが好きだ』
「…っ…私もっ、好きです、大好きですっ…」
そのままエルと影を重ね、優しくベッドに横たわらせ、指を絡ませて縫い付ける。
何度も角度を変えて啄み、下唇を食んで開いた隙間から舌を滑り込ませる。お互いの唾液が混ざり合い、エルの口の端からどちらのとも分からないものが流れ落ちた。
『…いいか』
「…もうっ、聞かないでくださいっ…」
頬を染めたエルに微笑んで、再び深くキスをしながら片手を這わせ、柔らかい胸に軽く指を沈ませる。
その瞬間、
《ぐぅぅうぅう〜〜〜》
盛大に鳴った音に、食いしん坊は熟れたトマトのような赤い顔をバッと背ける。
『…っははは
うちのお姫さまは食欲には勝てないそうだ』
「仕方ないじゃないですか…っ」
『ああ、そうだな。
それでは、お姫様、お手をどうぞ
食堂までお連れ致します』
「もうっ!やめてくださいっ!…っん」
起き上がって手を差し出し、ニヤリと笑った俺の手を取ったエルにもう一度キスをして、2人で食堂へと向かうのだった____。
アリス目線へ続く。