• テキストサイズ

【S】half a year(気象系)

第2章 ◆Dear◆(妹サイド)



「だ、大丈夫!専属って慣れてないから、まだ…」
「そっか。まあ、翔が帰ってくるまでなんだろうけど…。翔の紹介っていうから、似てる人なのかと思ってた」
「全っ然違うよ!…カッチリめなところは似てるかもしれないけど…でも、全然!」
「翔のがいい?」
「もちろん!」
「…フフ。美羽は翔のこと大好きだもんね~?」
「そ、そういうんじゃ、ないけどっ。ほら、慣れてるから!」
「お兄さんみたいなカンジ?」
「そうそう!そう…かもっ」
「かも、って(笑)」


…そうよね。考えてみたら、物心付いた頃にはもうウチにいて。姉様の後ろでずっと、私のこと見守ってくれてたから…。もちろん姉様第一だけど、何かあれば絶対守ってくれる、そういう頼もしさみたいなものは感じてたかも。何やらかしても絶対大丈夫っていう…。それって、お兄さんみたいなもの?そういうカンジ、なのかも…?

/ 59ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp