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【王馬小吉】出演者達に休息を(ダンロンV3)
第13章 鈍く冷たく赤い
意識を手放す直前
逢坂が感じることができたのは
柔らかくて質量のある何かが、激しくどこかを転がった鈍い音と
自分の身体が横たわる、階段の床の冷たさと
霞む視界に広がっていく血溜まりの
鮮やかな赤色だけだった
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